看護士国家試験 2013年度(第103回)午後 第 1 問
日本の平成 23年 (2011年 )における主要死因別にみた死亡率が最も高いのはどれか。
1. 肺炎 (pneumonia)
2. 心疾患 (heart disease)
3. 悪性新生物 (malignant neoplasm)
4. 脳血管疾患 (cerebrovascular disease)
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看護士国家試験 2013年度(第103回)午後
解答:3
解説
この問題出題時のランキングでは
1位 悪性新生物(ガン)、2位 心疾患(心臓)、3位 肺炎、4位 脳血管疾患
だったが、それを覚えても仕方ないので、2019年対策で
2018年度の統計で
- 1位 悪性新生物(ガン)
- 2位 心疾患(心臓)
- 3位 老衰
- 4位 脳血管疾患
- 5位 肺炎
高齢者にありがちな脳血管、肺炎を差し置いて、「老衰」の順位が上がったことで、医療水準の上昇と長生きを示唆する(?)ことがポイント
悪性腫瘍は継続的な統計がある1947年以降、一貫して増え続けており、81年からは不動の1位
あとは、65歳以下の若年層では自殺が多いこともポイント
ちなみに、「老衰」とは、厚労省の2019年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアルでは、「高齢者で他に記載すべき死亡の原因がない、いわゆる自然死の場合のみ用いる」とある