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看護師国家試験対策です

2012年(第102回) 午前 第 46 問

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2012年(第102回) 午前 第 46 問

看護師国家試験 2012年(第102回) 午前 第 46 問
乳癌(breast cancer)に対する乳房温存手術後の放射線治療を受ける患者への説明で正しいのはどれか。
1. 放射線肺炎(radiation pneumonitis)のリスクがある。
2. 対側の乳癌(breast cancer)の予防が目的である。
3. 治療期間中はブラジャーの使用を避ける。
4. 治療期間中はマーキングした部位を洗わない。

 ↓ 過去問はこちらemoji


2012年(第102回) 午前 第 46 問
解答:1
解説
乳がん術後放射線治療は手術後に残存しうるわずかな癌病変を放射線でやっつける治療 これにより術後局所再発が大幅に減ることが証明されている 対側発生の予防が目的ではない(2×) 
照射部位は、癌のあった部位の斜め前と後ろから照射する
必要に応じてリンパ節がある部位にも照射範囲を広げる

副作用
急性期障害(治療中~治療直後 だいたい1ヶ月以内)
  • 皮膚炎
晩期障害(治療後しばらくしてから)
  • 皮膚の色調変化、硬化、汗の分泌低下
  • 放射線肺炎
  • 腕のむくみ
  • 心臓への影響 (左側の治療の場合)
放射線照射後皮膚炎は強い日焼けや軽いやけどあとのような状態 照射後しばらくはリンデロンVG軟膏などを塗布することが勧められる ブラジャーはスポーツブラなどフルカップの緩やかなものがよい しめつけの強いブラやひもの細いブラはリンパの流れが悪くなっている可能性があるためむくみの原因となり得る また、硬いものはより皮膚に痛みを与えてしまう 乳がん術後ブラなしは術後の胸の形成に影響を与え、左右差や形のゆがみなどを生じるので好ましくない(3×)
また皮膚炎部位は優しく洗ってあげないと、垢がたまり、不潔となり感染のリスクとなる(4×)

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